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人間と吸血鬼

第15章 反対に

雅紀「和…」

雅紀に呼ばれ俺はゆっくりと見た。

雅紀「俺も何か出来ることがあったら言って…?俺…普通の人間だから何も出来ないけど…俺だって和を守りたいよ…」

和也「雅紀…」

俺は雅紀の頬に手をあて、

和也「俺のそばで笑ってくれればいい…それだけで強くなれるから…」

すると雅紀は目を逸らした後に…

ニコッ…と笑った…

和也「その笑顔に惹かれたよ…俺…」

雅紀「自分じゃよく分からないけど…ありがとう…」

今日は雅紀が俺を助けてくれた…

足も震えて怯えていたけど…

すごい嬉しかった…

これからも雅紀を守りたい…

雅紀の笑顔が見たいから…

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