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人間と吸血鬼

第2章 生活

翌朝。

雅紀「ん…?」

目が覚めて横を見ると、

雅紀「あっ…」

そっか… 俺昨日…

横を見ると和が寝ていた。

和は…吸血鬼…

まだあまり信じられないけど

本物みたいなんだよね…

和也「ん…?」

雅紀「あっ…和…」

和は目を開け俺の方を見た。

雅紀「和、俺、仕事に行かないといけ
ないからお留守番しててね?」

和也「仕事…?」

雅紀「うん、そうだよ。」

和也「雅紀…」

雅紀「ん?なに?」

和也「血を…ください…」

雅紀「えっ…⁉︎」

和也「動けない…体が…」

確かにぐったりしてる感じ…

雅紀「う…うん…」

すると和は俺の手を引っ張って

俺の上に跨った。

雅紀「…!」

和也「痛いかもしれないけど…いい…?」

雅紀「できれば…優しく…」

すると和は首筋に顔を埋めペロッと舐めた。

雅紀「ひゃぁ…」

変な感じになる…

すると首筋に痛みが走った。

雅紀「あっ…!ぁ…っ…ぁ…!」

ジュル…ジュル…

音が聞こえる…

本当に血を飲んでる…

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