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人間と吸血鬼

第2章 生活

雅紀「か…ず…」

力が入らない…

すると和は俺から離れた。

雅紀「…!」

和也「美味い…やっぱり…」

口が真っ赤に染まっている和…

和は舌を舐めずりした…

和也「大丈夫か?雅紀。」

雅紀「うん…多分…」

和也「ごめん。一日、最低でも2回は
飲まないと…」

雅紀「大変なんだね…吸血鬼も…」

あっ…仕事…!

雅紀「そうだ…!仕事だった…!」

俺はなんとか起きて準備をした。

雅紀「じゃあ、和。行ってくるね?」

和也「うん。いつ帰って来るの?」

雅紀「う〜ん…6時くらいかな?」

和也「分かった。待ってる。」

雅紀「じゃあね。」

俺は家を出て仕事場に向かった。

俺は首筋を触る。

雅紀「あれ…?」

もしかして…痕がない…?

俺はガラス越しで見た。

雅紀「あっ…ない…」

やっぱりなかった…

ないで別にいいけど…

でも仕事に影響ないから大丈夫だね…

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