テキストサイズ

人間と吸血鬼

第19章 思い出

和也「そうなんだ…てか、それって俺?」

雅紀「公園の方だよね?確か?」

和也「多分…そうだと思うけど…」

雅紀「じゃあ和だよ…きっと…和が笑った顔で思ったの。あの時、俺に笑顔を見せてくれた男性に似てるなって…」

和也「そっか。よかった…」

雅紀「和のおかげだよ…ありがとう…」

すると和はニコッ…と笑った。

雅紀「やっぱり…あの時の…」

この笑顔…

和也「雅紀?どうかした?」

雅紀「なんでもないよ。」

和也「雅紀はあれから恋とかはしてないの?」

雅紀「うん…まあね…佳奈とは別れたし。今はなんか和と一緒にいたいの…」

和也「ありがとう…」

和は俺を抱き寄せ唇を重ねてくれた…

雅紀「んっ…」

俺は目を閉じて受け入れた…

唇が離れると、

和也「俺はいいの?」

雅紀「うん…」

俺は恥ずかしくなりながらも答えた…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ