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人間と吸血鬼

第19章 思い出

雅紀「わぁ…」

見るとかなりの美形さん…

ホストの人…?モデルさんとか俳優さんかと思った。

でもスーツを着ていた。

俺が手を差し伸べると男の人は手を取り一言…

「ありがとうございます…」

そう言ってニコッ…と笑った。

綺麗な笑顔…

その人は直ぐに行ってしまったけど…

雅紀「またいつか…」

あの人みたいな笑顔を見せてくれる人が…そばにいてくれたら…

雅紀「あるかな…」

佳奈のことは忘れて別の道を歩もう…

あの人のおかげかも…

俺みたいに人にあんな綺麗な笑顔を見せてくれるなんて…

人生が変われるかも…

恋はしなくなったけど俺はあれから自分なりの人生を歩んでいた…

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