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人間と吸血鬼

第2章 生活

「…き!雅紀…!」

雅紀「ん…?」

俺は目を開けると心配な顔を

している和がいた。

和也「雅紀!大丈夫か…⁉︎」

雅紀「あっ…うん…」

和也「ごめん…昨日一回しか飲んで
ないから…それで止まらなくて…」

雅紀「うぅ…」

ダメだ…起き上がれない…

和也「雅紀、代わりに俺の力をやるから。」

すると和は唇を重ねた。

雅紀「んっ…」

それは優しく…

でも…なぜかよく分からないけど、

力が入ってくる…

すると和は唇を離した。

和也「少しは良くなったか?」

雅紀「うん…」

俺は起き上がった。

雅紀「あっ。仕事。」

俺は時計を見る。

ちょうどいい時間だった。

雅紀「じゃあ、和、仕事行って来るね?」

和也「うん。雅紀。」

雅紀「ん?」

和也「昨日の奴に会ったら俺の名前
を叫んで。」

雅紀「うん…分かった…」

俺は家を出て仕事場に向かった。

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