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人間と吸血鬼

第2章 生活

翔「でもさ〜その人間。」

翔は雅紀を指差した。

翔「その人間が一番美味いんだ…」

翔は舌を舐めずりした…

翔「その人間頂戴よ?」

和也「やだよ。」

翔「てか、なんで和もいるわけ?」

和也「俺は飛ばされただけ。戻れるまで雅紀と一緒にいるって決めたの。だから雅紀はもう俺のなの。それに…」

俺は翔を睨みつけて…

和也「どうせ殺すでしょ?血を全部吸って。そうはさせない…」

翔「ふ〜ん…そんなにね…」

和也「雅紀は俺のなの。傷つけるのは絶対に許さない…」

俺は翔を睨んだ。

翔「そんな怖い顔で睨まないでよ。今日はこれくらいにするから。でも…」

翔は不敵な笑みを浮かべ…

翔「その人間…頂くから…」

そう言って消えた…

和也「チッ…」

やっかいな奴が現れた…

ポタッ…

手に冷たいものが…

見ると雅紀の目から流れているものだった…

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