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人間と吸血鬼

第3章 絶対に

雅紀「ぅ…ん…?」

俺は目を開ける。

雅紀「俺…」

隣を見ると、

雅紀「和…」

和也「ん…?」

和は目を開けて俺の方を見た。

和也「雅紀…!大丈夫か?」

雅紀「うん…」

和也「ごめん…もっと早く助けられたら…」

和は悲しい顔をしている。

俺は和の頭に手を乗せ

雅紀「大丈夫だよ…悲しい顔しないで?ねっ?」

和也「うん…」

和は安心したように言った。

雅紀「あっ…和は大丈夫…?昨日飲んでないから…」

和也「大丈夫。雅紀のことを考えないとな。ちょっとくらい我慢出来る。でも流石にお腹は空いた。」

やっぱりそうだよね…

和也「雅紀。」

雅紀「ん?」

和也「いつもの。」

あっ…いつもの…

すると和は俺の上に乗った。

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