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人間と吸血鬼

第3章 絶対に

和也「…‼︎ 雅紀…!」

やっぱりあまり吸わない方がよかった。

ここんと彼奴に吸われて雅紀のことも考えて血を吸わないようにしてたけど流石にお腹は空いて雅紀は飲ませてくれた…

自分も体力は限界だったと思うのに…

和也「雅紀…」

俺は雅紀の頬に手をあてて

和也「ごめん…お前ばっかり…」

俺は降りようとしたら、

ギュッ。

手に暖かさが感じて見ると…

雅紀が微かな力で握っていた。

俺は雅紀の唇に自分の唇を重ねた…

暖かい感触と甘い味が重なった…

和也「これで許してね…」

俺は雅紀の手を優しく握り返した…

しばらくすると、

雅紀「ん…?」

和也「雅紀…大丈夫か…?」

雅紀「う…ん…なんとか…」

和也「無理しなくてよかったのに…」

雅紀「だって…和が死んだらやだもん…」

和也「そう直ぐには死なないから。心配してくれてありがとう…」

すると雅紀はニコッ…と笑った…

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