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和也「雅紀は…翔のために泣いてるの？」

雅紀「えっ…」

和也「俺のために涙を見せてくれたことないから…」

和の冷たい声…

和也「雅紀は翔を受け入れるの？」

雅紀「それは…」

俺は下を向いて、

雅紀「ただ…可哀想だなって思ったの…人間じゃないけど俺たちと同んなじ心を持っているから…だから…翔の気持ちを考えたら悲しくて…」

俺は涙が止まらなかった。

和也「……」

和は黙っている…

すると、

ギュッ…

雅紀「和…」

和也「雅紀…お前…本当に優しい奴…」

俺も背中に手を回した。

雅紀「ヒック…ヒック…」

俺は涙が止まらなかった。

和也「今日は休め…雅紀…」

雅紀「ん…」

俺はそのまま力が抜けて和の腕の中で眠ってしまった。