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人間と吸血鬼

第9章 待っていた

智「お疲れ様〜!相葉ちゃん!」

雅紀「うん!お疲れ様!」

俺は仕事場を出た。

和があっちの世界に帰ってもう1年が経とうとしている。

1年が早いな…

でも戻ってくるって言ったから…

俺は絶対に会えると思う…

歩いていると、

ドンッ…‼︎

雅紀「いた…すいません…!」

俺はぶつかった人に謝った。

「なんだよ、ちゃんとよく前みろよ!」

ぶつかった男の人は手をだそうとした。

雅紀「…っ⁉︎」

俺は目をつむった。

すると、

「いたた…‼︎ なにすんだよ!」

目を開けると、

雅紀「えっ…」

「雅紀に手出すなよ…お前…」

すると男の人は行ってしまった。

雅紀「か…ず…?」

すると手を差し伸べて、

和也「大丈夫?雅紀?」

やっぱり…

俺が立ち上がると、

和也「ただいま…雅紀…」

雅紀「本物…?」

和也「もちろんだよ。」

和が帰ってきた…

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