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人間と吸血鬼

第9章 待っていた

和也「なんか…ぶつかって手を差し伸べてくれた男の人がいて…よく思い出したら雅紀に似てた…」

俺は記憶を思い出してみる。

雅紀「あっ、それって公園でかな?多分3年くらい前かもしれないけど。」

和也「背景とかあまり分からないけどそれっぽかった気がするよ。」

雅紀「あ〜。思い出した!俺が走っててぶつかっちゃったんだ。和が床についたから。」

和也「会ってたんだな。俺たち…人間の時から…」

雅紀「そうだね…今思い出したよ。」

和也「雅紀…」

和は俺から離れて正座をし、

和也「今日からまた…一緒に住んでもいいですか…?」

改めて言われた。

雅紀「うん!もちろんだよ。」

俺たちの新しい生活が始まることになった。

和は半分人間になって帰ってきた。

これからどんなことが起きるのだろう…

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