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人間と吸血鬼

第9章 待っていた

和也「と言うことだよ。」

雅紀「そうだっんだ…」

和也「早く雅紀に会いたくて…」

雅紀「嬉しいな〜…」

俺は和の手を握って、

雅紀「ありがとう。和。」

改めてお礼を言った。

和也「うん…あっ、でも、半分吸血鬼だから…」

雅紀「と言うことは血が必要ってことかな?」

和也「うん…でも、多分3日に1回くらいでいいと思う。人間でもあるし普通に物は食べれると思うから。」

雅紀「そっか。必要になったら言ってね?」

和也「雅紀は大丈夫なの…?」

雅紀「大丈夫だよ!和の頼みだったら聞きたいもん…」

和也「やっぱり変わらないな…」

和は俺に抱きついて、

和也「本当に優しい奴だ…」

俺は和の頭を撫でた。

和也「全部思い出したんだけど…」

雅紀「うん…」

和也「映像の中で…雅紀が出てきた…」

雅紀「えっ…?俺…?」

和也「うん…」

俺たち…会ってたってこと…?

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