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人間と吸血鬼

第1章 出会い

雅紀「ダメ…じゃないけど…」

和は子犬のような瞳で俺を見ている。

雅紀「わかっ…たよ…」

和也「いいのか?」

雅紀「うん…いいよ…」

和也「よかった。ありがとう。」

可愛いらしい笑顔を向ける和。

和也「雅紀。起きたばっかりで申し
訳ないんだか…」

雅紀「えっ…」

まさかまた…?

和也「本当は血が欲しんだか、そうし
たら雅紀が死んじゃう。だから…」

すると和は俺のそばに来て、

和也「舐めさせてくれないか…?」

雅紀「えっ…」

どういうこと…?

雅紀「舐める…の…?」

和也「そうしたらまだなんとか空腹
は避けられるから。」

雅紀「う〜ん…」

ちょっと怖いけど…

雅紀「分かった…」

俺は承諾をした。

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