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俺…どうしたんだっけ…

てか…ここどこ…？

「よう。」

雅紀「…⁉︎」

見るとさっきの男性がいた。

「そんな怯えないでよ。」

ここ…俺の家…？

「ここ、お前の家だろ？」

雅紀「あっ…うん…」

俺は起き上がった。

なんか…フラフラする…

「名前言ってなかったな。俺は和也。
吸血鬼だよ。」

雅紀「吸血鬼…」

和也「今、牙は見えないと思うけど
血を吸うときだけ出てくんだ。」

人間じゃないんだ…この人…

和也「さっきは悪かったよ。いきなりで
俺もこっちに来てから血を吸って
なくて死にそうだったから。」

夢じゃないんだ…これ…

和也「名前は？」

雅紀「あっ…雅紀…相葉雅紀…」

和也「雅紀か。俺は和でいい。」

雅紀「う…ん…」

なんかよく分からないけど…

和也「それで雅紀、お願いがあるんだ。」

雅紀「えっ…？」

和也「しばらくここにいさせてもらえ
ないか。後、血を分けて欲しい。」

雅紀「えっ…」

和也「雅紀の血がすごい甘いんだよ。
この血がいいから…ダメか？」

いきなりなお願いだった…