「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
このままだと非常に
ヤバイな…。
多分、きっと誤解しているに
違いない。
まぁ、大悟には、
冗談が通じないみたいだから、
正直に言うか…。
「大悟…さっきのは、お前を笑わせよーとした冗だ……んんっ!?」
冗談と言おうと思っていたけど
言えなかった。
正確には、俺の口があるもので
塞がれていて言葉を発せなかった。
なにこの、前にもあった
パターン……
……ん?
ちょ、えっ?
なんで?
俺は、目をガァッと見開きながら
ポカンとなる。
大悟のイケメンの顔が
なんで、こんなにも近くに……
「んっぁ…」
ちょっと待て。
いや、冗談抜きで。
俺、なんで大悟に
キスされてんのっ!?
しかも、痺れるように
熱い…。