「俺は、男だ!クソ野郎」
第1章 俺は“男”だって!
すると、急に押さえていた男が
俺の着ているシャツのボタンを外し始めた。
「お、おい!何すんだよ!」
いきなりのことで俺は冷静さを失う。
「確かめてやるって言ったじゃん」
「だから大人しくしようね」
は!?ふざけんな!
「この状態で大人しくしてられっか!」
そう言ってなお必死に抵抗するが
奴らには、俺の力なんて全くの無抵抗に過ぎなかった。
ビクともしねぇ……くそぅ。
どうすりゃいんだよ。
「じゃあ、そろそろこっちも……」
「っ!?」
気づくと、男は、
俺のベルトに手をかけてカチカチと次はズボンまで
脱がそうとしてやがる。