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飽きてしまったオリジナルBL文。

第1章 残念な受けが夢で恋をするお話

窓辺を意識し始めたのは中学位の頃かと思う。
窓辺ばかりにいて、自分は人付き合いが苦手なせいか、友達らしい友達はいなかったのだけれど、好きだと思う人がいた。
ただ、夢の中の住人だが。ロマンもくそったれもない話ではあるが夢で見た人というのはぶっちゃければ現実でどこかで見た人、らしい。
当時自分の中で芽生えた感情に、あれ、昨日なんのギャルゲーやったっけなんて混乱したりした、が。それはあり得ない。というものの、その好きだと思う人を簡単に呼ぶならば、彼女、ではなく彼、だ。

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