飽きてしまったオリジナルBL文。
第1章 残念な受けが夢で恋をするお話
完全に冷えてしまった紅茶を飲み干す。かちゃり、と軽く音をたてて小さめな筆入れとノートパソコンだけが乗った小さめな机にカップを置く。――それにしても、何故窓辺に固執しているのだろうかと誰かに問われたとしたら、どう答えれば良いのだろうか。どんなに粗悪な店でも窓辺があるのならば特に気にしないような気がするし、窓辺が好きだから、という理由じゃあきっと満足してもらえないだろうな。まあ、そんなことを言ってくるような友人はいないのだが。それに言う気もない。