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子犬と俺の物語

第2章 人間

俺は和の頭に手を乗せた。

雅紀「捨てないよ?大丈夫。」

和也「本当?」

上目遣いで俺を見る和。

雅紀「うん‼︎」

和也「ありがとう。」

あっ…‼︎ 学校‼︎

雅紀「やばい!学校だった!」

俺は急いで準備をした。

和也「雅紀は学生なの?」

雅紀「うん!大学三年生だよ。」

和也「今までの人より若いな。雅紀が。」

雅紀「そうなんだ〜あっ、和!行ってくるから大人しく待っててね?」

和也「うん、分かった。」

雅紀「いってきます!」

俺はアパートを出た。

あの可愛い子犬が美形さんになるなんてビックリ。

俺も大丈夫かな…?

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