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子犬と俺の物語

第14章 絶対

和也「俺も…雅紀のこと…好きだよ…」

雅紀「和…」

和也「さっき言ったように…雅紀とキスすると体が熱くなって…求めちゃうところがある…でもね…」

和は悲しそうな顔をする…

和也「子犬は人間じゃないから…人間に恋しちゃダメなんだ…」

雅紀「えっ…」

和也「騙すみたいな感じなるけど…雅紀の想いは前にもちゃんと聞いたよ。俺も雅紀のことが好きだから…いや…騙してたね…あんなことしないと雅紀は俺を捨てると思うから…だから雅紀は飼い主として好きなんだ…」

雅紀「……」

和也「ごめんなさい…騙して…だから雅紀を恋愛で好きになることはできない…」

雅紀「うん…」

俺は小さく頷いた。

雅紀「ご飯…食べようか…」

俺は離れて居間の方に行った。

和も後に連れて来る…

静かにご飯を食べて、

雅紀「これ…隣の人に返してくる…」

俺は隣の人から借りたものを返しに家を出た。

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