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子犬と俺の物語

第15章 帰り

電車が来て俺たちは乗った。

雅紀「ちょっと混んでるみたい…和…離れないでね?」

和也「うん…」

俺は和を胸に抱き寄せた。

和也「雅紀…」

雅紀「こうすれば離れないから。ちょっと我慢してね?」

駅に着いて俺たちは降りた。

和也「こんなとこがあるんだ〜」

雅紀「俺もあんまり来たことないけど色々お店あるか行こ?」

俺は和の手を引っ張った。

和也「雅紀、これはなに?」

雅紀「それはね…」

俺は和に色々説明した。

和也「雅紀、みんな食べてるあの丸いヤツなに?」

俺は見てみると、

雅紀「あっ、たこ焼きだね?食べる?ご飯それになっちゃうけど。」

和也「食べる〜」

雅紀「じゃあ今日は和が食べたいのを食べさせてあげる〜」

俺はたこ焼きを買って和と二人でベンチに座った。

雅紀「ちょっと待ってね?」

俺はたこ焼きを冷まし和の口に運んであげた。

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