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子犬と俺の物語

第18章 守る

和也sid

俺は暇で何時ものように智の家にいた。

いつの間にかお昼寝をしていたみたい…

起きると2時過ぎだ。

智「おっ、起きたか?」

和也「う〜ん〜…寝ちゃった〜…」

俺は起きて体を伸ばす。

智「外は雨だし雷なってるよ〜」

雷か〜…

あれ…確か…

雅紀雷嫌いだった…

雅紀…大丈夫かな…

帰ってこれるのかな…?

和也「智、今日は帰るね?」

智「そう?またおいで〜」

俺は家に帰った。

ガチャ!

あれ?靴がある…

俺は居間方に行くと、

「ヒック…ヒック…」

和也「雅紀…!」

居間には耳を塞いで泣いている雅紀がいた。

俺は雅紀を抱きしめる。

雅紀「和…怖い…」

和也「大丈夫…雅紀…一緒にいるから…」

雅紀「ヒック…ヒック…」

俺は雅紀が耳を塞いでいる手に自分の手を重ねた…

雅紀の目に涙が溜まっていた…

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