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子犬と俺の物語

第19章 将来

雅紀「今病院に行くよ…!どこ…!」

母「中山総合病院よ…」

雅紀「分かった…!じゃあね…!」

俺はバイト先に連絡をして病院に向かった。

病院に行くと母ちゃんが待っていた。

雅紀「あっ、母ちゃん!」

母「雅紀、こっち。」

病室に入ると、

雅紀「父ちゃん…」

父「雅紀…」

父ちゃんはベッドに横になっていた。

父「大したことじゃない。心配するな。」

俺は父ちゃんに抱きついた。

雅紀「ヒック…ヒック…」

俺は安心して涙が出てきてしまった…

父「心配かけたな…」

俺は母ちゃんとしばらく病室にいて世話をしていた。

時間を見ると10時だ。

雅紀「あっ、帰らないと…」

帰らないと和が…

母「お母さん、今日泊まるから雅紀はもう帰りなさい?明日も学校でしょ?」

雅紀「うん…じゃあまた何かあったら連絡してね?」

俺は病室を出て急いで家に帰った。

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