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子犬と俺の物語

第6章 主人

和也「どうして…」

彼の名前は大野智。

25歳の会社員の人。

和也「どうして…智が…」

智「ここに引っ越してきたの。」

和也「……」

俺は下を向いた。

すると智は…

智「ごめん…和也…」

智は俺を抱きしめて…

智「会いたかったよ…和也…」

そう言った…

和也「俺だって…」

俺も智を抱きしめ…

和也「智に会いたかった…」

智「あの時…和也を嫌いになって捨てたんじゃないんだよ?彼女に言われて和也を苦しめたんだ…」

和也「それでも…悲しかった…迎えに来てくれると…思ってた…」

智「直ぐ迎えに行きたかったよ…和也…」

和也「ずっと好きだったのに…急にいなくなるから…」

俺は智を強く抱きしめて言った。

すると、

「和…?」

見ると…

和也「雅紀…!」

雅紀が階段の所で俺たちを見ていた…

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