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子犬と俺の物語

第8章 怖いもの

唇を離さない和…

雅紀「んっ…」

俺を見つめる綺麗な瞳…

俺の目を捉えて離さないように見る…

俺は恥ずかしくなって目を閉じた…

やがて唇が離れると、

和也「あれ…?」

和の声が聞こえる…?

俺は目を開ける…

雅紀「子犬…じゃないね…」

和也「姿に戻ってない…」

目の前には人間の和…

和也「なんでだろう…?」

すると和はまた唇を重ねた。

雅紀「んっ…」

唇が離れると、

和也「戻らないよ…?」

子犬の姿には戻ってない…

雅紀「どういうことだろう…?」

和也「でもまあいっか。人間の姿がいいし。」

和は俺に抱きつく。

和也「雅紀〜これからは人間の姿で一緒だよ?」

雅紀「うん!」

俺たちの新たな生活が始まる…

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