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子犬と俺の物語

第9章 熱い

荒々しく重ねる唇…

彼女…こんな人だったの…?

するとそのまま首筋に顔を埋めた。

雅紀「やぁ…!ちょ…!ダメ…!」

俺は彼女を押し返した。

雅紀「ダメだよ…こんなの…」

美希「どうして…?私たち恋人同士だよ?」

恋人同士だけど…

雅紀「ごめんなさい…俺はあなたとはやりたくない…例え恋人同士でも出来ない…」

俺はそのまま押して起き上がり荷物を持った。

雅紀「もう美希ちゃんとは付き合えない…だって美希ちゃんは…俺の好きな人ではないから…」

俺は彼女の家を出た。

走って家まで帰った。

雅紀「はぁ…はぁ…」

俺はガチャと玄関のドアを開けた。

明かりが付いている。

扉が閉まったかと思ったら俺はそのまましゃがみ込んだ。

和也「雅紀おかえり…」

和が居間から出てきた。

和也「雅紀…どうしたの…?」

和は俺に近づき…

和也「どうして泣いてるの…?」

和は手で涙を拭いてくれた…

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