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秘密の恋。

第8章 二人ランチ。

うっ、笑顔が…可愛い。
やべぇ、ラーメンよりも寺嶋さんを食べてしまいたい…って、なんか俺、そうとうヤベぇな。いかん、しっかりしろ、俺。ただ仕事の日の昼休み中に同僚とランチするだけだぞ。
冷静になろうとするが、どうにも顔がにやけてしまう。

一方、友香のほうも、実は少しだけウキウキしていた。ランチに誘ってくるなんて、もしかしてもしかすると、木村さん、私に気がある!?いやいや、まさかね~。木村さんみたいな素敵な大人の男性が、私みたいな年端もゆかない未熟者の小娘を本気で相手にするわけないじゃない~。それに多分…木村さんの年齢なら結婚…してるよね。
…相変わらずの鈍感っぷりを発揮する友香。
メアドを交換しても、ランチに誘われても、二人の距離は縮まらないまま…なのか?

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