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秘密の恋。

第8章 二人ランチ。

「あ、でも、ちょっとだけ待って下さいね」言いながらテキパキと机の上を片付け、本社に電話をいれた。
「お疲れ様です、寺嶋です。はい…。すみません、今日はちょっとお昼休憩、外に食べに出ますので、今から事務所の電話を転送にします。…はい…はい…ええ。じゃあ、よろしくお願いします」
受話器を置くと、電話を転送モードに切り替え、カバンを持って笑顔で木村のほうに振り返った。
「ごめんなさい、お待たせしました(^^)」

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