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秘密の恋。

第18章 出張終了。

「ただいま~」

家に帰るとかなり出来上がった状態の母親が柿ピーを待っていた。

「おかえり。柿ピーありがと。あら、あんたの酒は?」
「それがさ…」

友香は未成年に間違えられ、証明書も無くて酒が買えなかった話をした。

「あっははははっ(笑)若く見られて良かったじゃないの。おかーさんぐらいになると、どう若作りしたってもう年齢確認なんかして貰えないわよ」

陽気に笑う母。友香は母が26の時に生んだ子だ。その友香が24なのだから母は50である。どう頑張っても未成年には見えない。

「おかーさん、私、なんか悔しいからリベンジしてくる」

友香は服を着替え、メイクを始めた。

「あら、そう。行ってらっしゃい。待ってられないから先に寝るけど、戸締まり忘れないでね」

缶ビールを3本空けてすっかり出来上がった母親は、上機嫌で寝室に消えていった。
友香は丁寧にメイクをする。

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