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甘く染めて

第4章 №4



 翔太と一緒に学校に行ったのは小学生以来。

 話も弾んで学校に行った。

 「じゃ、俺、こっちだから」

 翔太は、私のクラスの教室の上の階。

 「ん!バイバ~イ!」

 ヒラヒラと翔太に手を振って、教室へ向かった。

 階段長いな~…。

 「ふぅ…」とため息をつきながら、嫌々で階段を上っていると、

 「おはよう」

 ビクッドキッ

 先生の声が聞こえた。

 「あ、おはようございま…す」

 ドキドキする私の心臓おさまれ~っ!

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