テキストサイズ

甘く染めて

第4章 №4



 「「………」」

 どうしよう、先生の顔が見れないよ~~!

 「山田、顔真っ赤」

 先生が笑いながら、言った。

 「えっ!」

 ほっぺに手をあててみるとジュワ~~っと手に熱さがきた。

 「あっつ!」

 自分のほっぺの熱さに驚いた。

 「ハハッ!
  自分のほっぺの熱さに驚く子なんか初めて見た!」

 無邪気に笑う先生。

 昨日とは大違いだ。

 「あ、今、昨日とは大違いだっとか思ったろ」

 「え、そんなこと、ありませんよ~~っ!」

 アハハ~と笑ってみた。

 先生って、心が読める超能力者?!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ