テキストサイズ

シュールな関係

第7章  王子の約束と親の気持ち



一之瀬さん・・・

だから どうして

そんな怖いになるのよ?





そしてわたしは

般若に変身中の顔を見て

現実に引き戻される・・・



「一之瀬さん 

とにかく今から両親と

ゆくっり話して下さい


会長 奥様

今日は貴重な時間を割いて

頂きありがとうございました

もうわたしのことでは

ご迷惑をおかけしませんので

どうぞご安心してください」



珍しく感情を取り乱し

横で何かゴジャゴジャ言ってる

一之瀬さんとは目を合わさず


ご両親に深々と頭を下げて

席を立った。


一之瀬さんは追いかけてきそう

だったけど、会長に引き止め

られてる間にわたしは

逃げるように屋敷から

逃げ出した。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ