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シュールな関係

第13章 これって運命?それとも悪夢?

一之瀬親子に振り回されて

いつも以上に精神的な疲れが

増して家に帰る。



「だたいま~ 

ねぇ晴人聞いて!!」


急いで家に入り弟のアドバイスを

求める興奮気味のわたし。



「まぁまぁ 

落ち着いて 姉ちゃん 

ゆっくり聞くから


先にホットココアでも飲む?」


わたし一人ならお金をもらい

人の道を踏み外していただろう



本当にこうゆう時って

弟の存在の大きさに救われる。



そう思いながら熱いココアを

ゆっくりススる。



「姉ちゃん 少し落ち着いた?


今日は一之瀬さんのお父さんが

来て大変だったよな


俺、電話で知らせようとしたら

姉ちゃん先に切るし焦ったよ」




「うん ごめんね


その話を聞いて・・・

あれからあの狸オヤジがお金を

出すから別れろとか…」


こと細かく説明しながら

晴人に癒されわたしの苛立ちや

不安を少しずつ消し去って行く



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