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シュールな関係

第15章 送別会の罠

わたしも急いで仕事を片付け

なくっちゃ


時計を見ると もう6時過ぎ 

15分の距離だから

資料を片付けておこう・・・





コピーを済ませ

自分のデスクに向かう。



すると机の上に一枚の手紙が

置いてある




―――――――――――――――――――――――――
女子社員の皆様




今日の一之瀬さんの打ち上げで

サプライズをします。


なので女子社員は屋上で

打ち合わせです。

時間がないので至急に

来てください


――――――――――――――――――――

ええっ!?


そんなの知らないわよ

誰の企画よ

ったく

いつ・誰が置いたのだろう?




資料室に行ってたら間に合わない

から先に屋上に行くかーーーー



それにしてナゼ屋上?

歌の練習でもするの!?



急いで屋上のボタンを押す。




///チーン///



屋上のドアが開く


だけどエレベーター前には

誰もいない。




あれぇ みんなどこ?


遅かったのかなぁ 


それとも外なのかな?



ドアをあけて広い屋上に出てみる



「もしもーし・・・」



外は暗くって良く見えない。




室内との温度差にブルッっと

しながら腕組みしながら歩いて

みるが人影はなくーーー



ただ寒そうにびゅーと風が

通り抜けるだけ。



手紙気付くの遅かったのかな?



そうよね 

もうすぐ送別会が始まる

時間だもんね。

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