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シュールな関係

第16章 動いた関係

「警備はーーーー

一階から順に探してるのか?」


「はい」




「じゃぁ…


俺は上から探す



山本 鍵ははあるのか?」




「はい 

全館のフロアーキーご用意して

おります」





俺は、山本が押した19階の上

20階にを指名した。




「一番上は19階じゃねぇ

20階だろ?



まずは屋上から探そう・・・」






最上階に突き、フロアーを

見渡すが人影もなく・・・




外からの雨音が聞こえるだけだ。





「屋上は鍵がかかってますね


確認をいたしましょう」




内側から手動でドアを開ける。




「すんげ~雨・・・


横ぶりじゃねぇ~か!



真っ暗で

何も見えやしねぇーーーー」






懐中電灯で周りを照らす…







「おい・・・・山本





あそこに横たわってる影―――――




もしかして・・・人か? 」





「雅人さま 傘を・・・・」







山本の声を遮るように俺は

走り出す。





「な・・奈緒・・・か?」






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