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「あなた…偉そうな態度ですわ！

自分を…

何様と思ってらっしゃるの？



わたくしが下級層の人間から

偉そうに言われるなんて・・


許せないですわ!!」



ふんっ　別にあなたに

許してもらおうとも…

なんとも思わない！！



「そう言えば…

あなたの弟の晴人様…

医大生ですわよね・・・」




私のことを調べて…



晴人にまで…手を出す気…？





「わたくし…理事や学院長…

教授ともお知合いなの


あなた様の弟君の単位を

落とすなり…

不祥事を作ることは容易くてよ」





「瑠璃様　やめて!


晴人に手だししたら


ぜったいに許さない！！」



最低な女


金と権力で…操るつもりなのね…



「下々の人間がわたくしに

何を言っておりますの？



目ざといハエですこと…！



所詮…どう騒がれましても

あなたは

わたへの影響力ゼロですの！」



鼻にかけた調子で…話す




「奈緒さま

ドレスの染み…

どうして頂けるのかしら…？」



オレンジのドレスに着替えた

麗華様が責任を…問いかける。



ぶつかって…来たくせに…



「本当にすみません

クリーニング代お支払いします」



「デザイナーの

オーダーメイドの品ですの


弁償して頂くわ


その前に…下層のあなたに

返せる訳ないですわね」