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シュールな関係

第20章 現実の世界って…


「蓋を開ければその女…

チェリ―ボーイだった

大和を食い荒らした上…



3人と付き合ってて…本命は

大学生の男だったのーー!!」



本命ではなく…遊ばれたのね…



「3股?・・・それは酷いね」




「そうでしょ 

ショック大きかったみたいで


大和のズダボロ姿―――・・・

可愛そうで…

僕…目も当てられなかった…」



「それで…今になった訳なのか」




「まだ続きあるの!!

奈緒ちゃんっ 聞いてよっ!!」



まだあるのっ!?

どんなけ続きがあるの!?




「そして大和のお母さんが

病気で亡くなり…


母子家庭の彼がいきなり

大手クーループの社長の息子に

なると…



そのビッチも手のひらを替えて

また近寄って来たの



その時に大和がね

『俺に近寄るな!メス豚… 

テメエの顔なんか二度と

見せるなっ』・・・豹変よ!!



それから髪は金髪になるわ…

ピアスに指輪に…荒れまくり…




でも背も伸びて…顔がいいから

モテてね…


それからは一人の女とは

付き合わず…一度寝た女とも

二度と寝ない…

女の名前を

憶えない男になったのーーー…」




「そこで今の最低たらし男の

大和が出来上がったのね!」




「そうなの…って奈緒ちゃん

最低は余分よっ 

最高のたらし男になったのよ」



最高のたらし男って…何?





興奮さめやらぬ様子で稔君が

弾丸トークを…する

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