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紳士協定布いてます

第11章 誰にも渡さない

「アアッ--!!んっ・・・あぁぁぁ。」

「フウッ、くっ・・・。力抜けッ・・・。」


泰弘は圭一が腰を進めるたびに深呼吸をし、必死に痛みを逃した。


「はあぁ・・・ふぅっ・・・ぅん・・・。」

「はぁ。」



泰弘の中に全て収まると、ドキドキよりも安堵感を感じていることに圭一は可笑しくなった。


「フハハッ、こんな一生懸命にセックスしたのは初めてだ。気持ち良いな--。」


「笑うな、お腹の中に響く・・・。」


少し辛そうに呟く泰弘。


--俺のために頑張ってくれた。


「好きだ、泰弘。ずっと離さないからな。相手が姫だろうと、誰にも渡さないーー。」


圭一は泰弘を抱き締め深いキスをして、ゆっくりと腰を揺らし始めた。


「二人で一緒にいこう。」






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