紳士協定布いてます
第12章 Dirty talk『ムッツリなのは・・・』
慶「ああして立っていると三人ともちっちゃくて可愛いな。」
上「自分の兄貴のことだぞ?」
圭「可愛いもンは、カワイイ。」
慶「兄貴は、色気が足りない。」
圭「お前が言うなよ。ダイなんか乳臭いじゃん。ちょっとはハルちゃんを見習え。」
三人は少し離れたところに立つ天使たちを眺める。
慶「う~~ん。ダイと姫はよく似てるけど、何処が違うのかな。姿勢かなぁ。」
上「・・・・・。」
圭「う~~ん。」
上「・・・・・。」
慶「う~~~ん。」
上「・・・・・。」
圭&慶「う~~~~~~ん。」
上出は恋人たちを横眼で確認し呟いた。
上「・・・・・・尻が違う。」
圭&慶「はあぁ?!!」
上「よく見ろ。」
圭一と慶矩は3人の後ろ姿をマジマジと見比べる。
上出は腰骨の後ろあたりに手を添えて呟いた。
上「遥暉の尻はこの辺りにある。」
圭「へえぇぇ。」
ニヤニヤと相槌を打つ圭一。
上「それからサイズが--」
スッと腰から胸の前に両手を戻して幅を小さく測るような仕草をして続ける。
上「他の二人より小さい。」
慶「ダイのを見たようなこというなよ!」
圭「泰弘も小さめだぞ。」
慶「何が基準なんだよ?!」
狼狽える慶矩と、淡々と答える圭一。
上出は向かい合わせにしていた掌を、二人に向けてさらに続けた。
上「何より・・・・。」
圭「何より?」
上「・・・・しまっている。」
二人に向けた掌を、キュッをすぼめ何かを掴むような仕草をした。
慶「--!!--や、やらしい手ツキするなよ。」
ギョッ、として真っ赤になる慶矩に上出は尚も主張する。
上「なにがやらしいンだ。谷間はクッキリしてるほうがセクシーだろ。」
上出の掌がさらに掴んだものをぐっと寄せるようにすると、
圭「そうそう。女子のビキニだって小股の蹴れ上がった娘の方がグッとくるし、なぁ。」
圭一も目の高さで両手でV字を作って慶矩を振り返る。
ボタッ!!!
上「わっ・・・鼻血が出てるぞ。」
圭「プレイボーイが聞いて呆れるな。」
慶「誰がプレイボーイだ!!」
上「お前、案外ムッツリなんだ。」
ニヤニヤする二人に真っ赤になって慶矩は叫んだ。
慶「ムッツリはお前らだろぉーー!!!」
『Dirty talk』END
上「自分の兄貴のことだぞ?」
圭「可愛いもンは、カワイイ。」
慶「兄貴は、色気が足りない。」
圭「お前が言うなよ。ダイなんか乳臭いじゃん。ちょっとはハルちゃんを見習え。」
三人は少し離れたところに立つ天使たちを眺める。
慶「う~~ん。ダイと姫はよく似てるけど、何処が違うのかな。姿勢かなぁ。」
上「・・・・・。」
圭「う~~ん。」
上「・・・・・。」
慶「う~~~ん。」
上「・・・・・。」
圭&慶「う~~~~~~ん。」
上出は恋人たちを横眼で確認し呟いた。
上「・・・・・・尻が違う。」
圭&慶「はあぁ?!!」
上「よく見ろ。」
圭一と慶矩は3人の後ろ姿をマジマジと見比べる。
上出は腰骨の後ろあたりに手を添えて呟いた。
上「遥暉の尻はこの辺りにある。」
圭「へえぇぇ。」
ニヤニヤと相槌を打つ圭一。
上「それからサイズが--」
スッと腰から胸の前に両手を戻して幅を小さく測るような仕草をして続ける。
上「他の二人より小さい。」
慶「ダイのを見たようなこというなよ!」
圭「泰弘も小さめだぞ。」
慶「何が基準なんだよ?!」
狼狽える慶矩と、淡々と答える圭一。
上出は向かい合わせにしていた掌を、二人に向けてさらに続けた。
上「何より・・・・。」
圭「何より?」
上「・・・・しまっている。」
二人に向けた掌を、キュッをすぼめ何かを掴むような仕草をした。
慶「--!!--や、やらしい手ツキするなよ。」
ギョッ、として真っ赤になる慶矩に上出は尚も主張する。
上「なにがやらしいンだ。谷間はクッキリしてるほうがセクシーだろ。」
上出の掌がさらに掴んだものをぐっと寄せるようにすると、
圭「そうそう。女子のビキニだって小股の蹴れ上がった娘の方がグッとくるし、なぁ。」
圭一も目の高さで両手でV字を作って慶矩を振り返る。
ボタッ!!!
上「わっ・・・鼻血が出てるぞ。」
圭「プレイボーイが聞いて呆れるな。」
慶「誰がプレイボーイだ!!」
上「お前、案外ムッツリなんだ。」
ニヤニヤする二人に真っ赤になって慶矩は叫んだ。
慶「ムッツリはお前らだろぉーー!!!」
『Dirty talk』END