無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ヒデは手早くお風呂から

出ると、

なにか聞こえてきた。

ゆっくり部屋のドアを開けると

テレビからエッチなビデオが

流れていた。

ベッドに隠していた

秘蔵のDVDだとすぐにわかった。

菜々はこんな事に

興味があって観ているんだな

と思いはしたが、

どうやって声をかけるべきか

悩んでそのまま立ち尽くしていた。

DVDの2人が行為を終えたところで

急に菜々が振り返ってきたので、

声が出なかった。

数秒後、

菜々に興味があるか聞いたら

『うん…。』

と答えたので、

オレは決心した。

オレの童貞を卒業するのは

菜々と結ばれる時。

そう思ったオレは

そっと菜々に声をかけて

部屋の明かりを

薄暗くした。