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嫉妬に苦しみ…

第2章 傷と涙と…

収録終了。

相葉さんに腹を立たせていた俺。

なんであの人は…

ずっと笑っていられるのだろう…

俺は楽屋にいて翔さんが来た。

翔「あっ、ニノ。相葉君知らない?」

和也「知らないです。」

翔「カバンがないってことは先に帰ったのかな…?」

和也「……」

なんで翔さんにもイライラしてんの…俺…

翔「あのね…」

翔さんは話した。

翔「相葉君に…ニノのことは悪く言わないでって…」

和也「なにそれ…」

俺は後ろを向いた。

翔「自分が悪いからって…笑って返したよ…」

和也「……」

なんで…

あの人が泣いた所なんて…確かに見たことがない…

俺があんなに暴力を振るったのに泣かなかった。

本当は苦しいはずなのに…

なんで自分を責めんだよ…

和也「俺帰ります…」

俺は荷物を持って楽屋を出た。

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