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嫉妬に苦しみ…

第2章 傷と涙と…

歩いて帰っている俺。

和也「……」

モヤモヤする…

あの人はなにを考えてるの…?

「ニノ!」

和也「…‼︎」

頭の中で声が聞こえた。

「ニノ!大好きだよ‼︎」

和也「……」

俺は立ち止まって…

和也「クソ…‼︎」

俺はそのまま走った。

彼の家に行くと電気がついてない。

俺は近くの公園に行った。

和也「あれは…」

ドカンの方で影が見えた。

俺は近づいてドカンの中を見た。

和也「…!」

雅紀「ヒック…ヒック…」

ドカンの中で泣いている彼を見つけた。

俺から見た彼は後ろ姿だった。

雅紀「ヒック…ヒック…」

和也「……」

俺はしゃがんで中に入り彼を抱きしめた

雅紀「ぇ…っ…」

彼は驚いていたけど、

和也「謝るから…」

彼の体が震えてる…

和也「謝るから…泣かないでよ…」

彼はゆっくり後ろ見た。

雅紀「ニノ…」

和也「我慢し過ぎなんだよ…泣きたかったら素直に泣けばいいのに…!」

俺は彼に言いながらも力を入れて抱きしめた。

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