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君の笑顔をーー

第23章 私の答えは…



私は2人に別れを告げると、一人校舎裏へ向かった。



あれから、蓮からの返事は無い。



それでも、ちゃんと話がしたかった。
電話やメールでは無く、ちゃんと顔を見て話したいんだ。



式も終わり、学校には、生徒がまばらに残っているだけだった。



「蓮…………。」



私はその場に座り俯きながら、蓮を待っていた。


ただ時間だけが過ぎていく…

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