
君の笑顔をーー
第41章 仲間に報告。
翌朝ーー
いつものように、学校へ登校した。
紗彩にどうやって切り出そうかな…?
恥ずかしいけど………
一番に報告したい。
教室に入ると、紗彩は先に来ていた。
『泉ー!おはよ♪』
「紗彩。おはよ!」
自分の机にカバンを置くと
紗彩の席に向かった。
「紗..彩..。え..と話たいことが..」
緊張からか、僅かに顔が熱くなってくるのが分かる。
『なになに〜?陸と付き合っムガッ』
「ッちょ⁉︎ 声大きい‼︎ ベランダで‼︎」
慌てて紗彩の口を塞ぎ、教室の外のベランダに引きずって行った。
