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君の笑顔をーー

第42章 逆呼び出し♡



私に気付いた陸が走ってきた。


『泉! もう帰んの?』


「うん。紗彩は大翔先輩のとこに行ったから直帰ー。」


『そっか…。』


なんだろう?
何か少し表情が暗いような…?


「どうしたー?」


『一緒に帰りてぇなって。』


一緒に⁉︎⁉︎
まぁ途中までは方向一緒だけど。
陸は部活だしな…


『部活見て待っとけよ。』


「え⁉︎邪魔になるでしょ⁉︎」


陸は周りのギャラリーを見回して苦笑いする。


あ…。確かにね。
言いたいことは分かった。

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