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君の笑顔をーー

第44章 初めての…



学校を出て2人並んで下校する。

なんだか…
恥ずかしいような..
嬉しいような...

恋人同士なんだと実感する。


陸はさくら公園まで送ってくれた。

寄り道しよう。と公園のベンチに2人並んで座る。


『遅くなっちまうけど..
毎日こうやって一緒に帰りてぇな。』


ボソっと呟くように言った陸が可愛くて、つい顔がほころんでしまう。


「甘えんぼ〜。」


『ッ‼︎言うなって言っただろ!』


陸は私の脇腹をくすぐってくる。

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