
君の笑顔をーー
第49章 不発…
何度も繰り返されるキスは、私を違う場所へと連れていくように、頭の中を真っ白にしていく。
初めて感じる甘い刺激に、自分じゃないような声がこぼれる。
私の膨らみを優しく揉む陸の手は暖かくて…
頂を指先で弾いたり、そっと摘まんだりと私は陸の手に酔いしれていた。
陸は、私に覆い被さると耳、首筋、鎖骨…と舌を這わせていく。
胸にチュっとキスをすると、頂を口に含んだ。
「ひゃァ..ャァ..んン....り...く..」
『何だよ?ここ気持ちいいの?』
「..んゥ...ァ.」
陸は焦らすように、愛撫を続けた。
