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表裏、一体。

第1章 好意。

「えーみちゃんっ♪」



私を気安く呼ぶあなたのこと、
別に何とも思っていないから。



「えみちゃんー…?」



下から覗く子犬みたいな瞳……







あざとい。


うざい。



でも、我慢していつものように応えてあげる。




「?!白内くんっ!ご、ごめんっ…ぼーっとしてた///」




こう言えば御満足ですか?




「かーわいいっ!えみちゃんは天使だね♪」



で す よ ね 。



「今日はねー、えみちゃんになんと!サプライズが!ございます!
…ちなみに、今日は何限まで?」

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