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WE ARE へんじん。

第5章 翌日



1階に降りると、リビングに

愛花がいた。

「おはよ」

「おはようございます。」

「父ちゃんは?」

「ついさっき、会社に行かれました。

今夜は会社で飯を食うそうです。」


そう言うと愛花はコーヒーを

ひとクチ飲んだ。

「ふうん」

シオンは冷蔵庫を開けると、

牛乳を取り出した。

「そう言えば、先ほど加夜さんから

電話がありました。9時に....」

愛花が言い終わるまでもなく、

シオンは叫んだ。



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